運営者情報で記載しておく最低限の情報
運営者情報には最低限として名前(ハンドルネーム)と連絡先(メールアドレス)さえ記載していればOKです。
しかし、この程度の情報を掲載するならプライバシーポリシーのページとセットにするべきです。
→関連記事:プライバシーポリシーの書き方完全版
運営者情報に記載しておきたい情報
運営者情報はそもそも何故設置するのか、それはサイトの信頼性を上げる為です。
この信頼性は勿論ユーザーに対して高めることが大前提です。誰が書いているかも分からない情報と公的機関が発信している情報では信頼性の違いは言うまでもありません。
とはいえ、あまり信頼性が感じられないプロフィールを掲載しているサイトをよく見かけます。
そのプロフィールを全否定しているわけではありませんし、全て嘘だと思っているわけではありませんが、運営者がこれまで経験してきた出来事、今現在の活動内容、活動のフィールドは記載しておいたほうが信頼度はあがりますよね。
運営者情報とSEOの関連性
運営者情報を設置するとSEO効果があがるのか。
googleが運営者情報を設置するとSEO効果があると明言している訳ではありません。
しかし、googleにはサイトの品質を評価するガイドラインがあります。
ガイドラインを見ても英語で書かれてますので、よくわからない方も多いと思いますが、目次を見ただけで「E-A-T」という単語が目立ちますね。
E-A-Tとは
Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字から構成されており、googleの品質ガイドラインには低品質なサイトはE-A-Tが足りていない可能性があると明記されています。
Low quality pages often lack an appropriate level of E-A-T for the purpose of the page.
google翻訳:低品質のページには、ページの目的に適したレベルのE-A-Tが欠けていることがよくあります。
運営者情報でこれまでの経験値をしっかりと記載すれば、サイト全体の専門性と信頼性を高めてくれる可能性があります。
運営者情報を書く上での注意点
ここまでの記事を見て運営者情報で専門性を高める可能性があるからと言って、嘘の経歴を書いてしまおうとしていませんか?
例えば、美容関係のアフィリエイトを作成していて、専門性を高める為にアメリカの美容専門学校を卒業した後、日本の大手コスメ会社で部長として従事する等・・・
そのような小手先の嘘ではサイトの専門性と遷移性は上がりません。たとえこれまで美容関係とは無関係の世界にいたとしても、いつから美容に興味を持ち始め、どのように勉強したか、尊敬している人はだれか、興味を持つ前の自画像と興味を持った後の自画像等を掲載したほうがよっぽど信頼性が増しますよね。
仕事を受注するならプラットフォームを通すのも有り
個人ブログでお仕事の受注はコチラ等の記載と共に、メールアドレス等の連絡先は添えられてるパターンがありますが、それだけで仕事までたどり着くためにはかなりの信頼性が必要かと思います。
個人間の所謂「CtoC」のお仕事なら依頼が来るかもしれませんが、月間何十万のコンサル等を受注するにはきちんと個人事業として登記しているのか、会社は設立しているのか等の情報が必須です。
よくある間違ったパターンで、○○運営部、〇〇事業部等が運営者情報に記載されている事がありますが、肝心の会社は何処でしょうか?
では、個人で企業から仕事の受注等を貰うことが出来ないのかというと実はそうではありません。そこで利用するのが、クラウドワークスやランサーズ、ココナラ等のクラウドソーシングサイトです。
クラウドソーシングサイトなら企業と個人間でもお仕事の受注が受けやすくなります、更にクラウドソーシングサイト側で個人の評価等も掲載されますので、信頼性や専門性の向上につながる可能性があります。
プロフィールをコピペしない様にしよう
ここでいうプロフィールとはサイドバーの上段に掲載するプロフィールやクラウドソーシングサイトで掲載しているプロフィールの事です。
プロフィールをそのままコピペして複数のページやサイトで使いまわすと同一コンテンツの使い回しとなります。どうしても似通った内容になると思いますし、そもそも掲載場所によって書いている内容が違ったらE-A-Tの低下につながります。言い回しや文言を変えるようにだけしておけば問題なしです。
まとめ
この記事では運営者情報の書き方を解説致しました。
自分がこれまで歩んできた道を正確に記載することが一番の信頼性に繋がります。勿論専門的な知識を蓄えてきたなら、どのようにして経験値を積んだのか記載するようにしましょう。